東サポは平成25年度より、一般社団法人になりました。
東サポは、知的障害や自閉症などのある方々の「くらし」、「はたらく」、「けんり」を支えることをそのミッションとし、ご本人とそのご家族が、安全で安心な日常生活を送るための支えとなるよう活動しています。
新着情報
- 2024.03.13
- 【2024年度アールブリュット作品展】のご案内
- 2024.02.26
- 2023年度 4団体共催研修会報告を掲載しました
- 2024.02.05
- 【受付は終了しました】2023年度4団体共催研修会を開催いたします
- 2023.12.27
- 年末年始休業(12/29~1/4)のお知らせ
- 2023.12.01
- 東サポだより第24号を発行しました
- 2023.10.16
- 2023年度 第17回関東甲越ブロック会議開催報告を掲載しました。
- 2023.10.05
- 「第17回東京大集会」オンデマンド配信のご案内
- 2023.08.08
- 夏季休業のお知らせ
- 2023.08.01
- 第17回東京大集会を共催します。
- 2023.06.22
- ≪New≫生活サポート総合補償制度 説明会報告
- 2023.06.22
- NEW!『アールブリュット作品集2023』を掲載しました
- 2023.05.26
- 2023年度定時社員総会報告
- 2023.05.26
- 〔終了しました〕6月20日(火)「生活サポート総合補償制度」説明会を開催いたします
- 2023.04.10
- 【2023年度アールブリュット作品展】作品募集について
- 2023.04.03
- ホームページからパンフレット等資料をご請求いただけるようになりました(画面右側にある二次元コード付きバナーにアクセスしてください)
- 2023.02.20
- 2022年度 4団体共催研修会報告
- 2023.02.02
- 『成年後見制度の改善を求める要望書』
- 2023.01.23
- 東サポだより第23号を発行しました
- 2023.01.20
- 成年後見制度アンケートの報告を掲載しました
- 2023.01.11
- 【NEW】2022年度4団体共催研修会を開催いたします
- 2022.12.28
- 年末年始休業のお知らせ・・・ 2022年12月29日(木)から2023年1月4日(水)まで休業いたします。 緊急の事故などにつきましては、0120-060-294 までご連絡ください。
- 2022.10.25
- 全国サポート協会「病気予防&事故防止オンラインセミナー」のお知らせ(2022-11-24開催)
- 2022.10.17
- 第16回東京大集会 特設サイトについて
- 2022.08.01
- 東サポだより第22号を発行しました
- 2022.06.08
- 2022年度アールブリュット展 応募作品を掲載しました
- 2022.05.23
- 2022年度定時社員総会報告
- 2022.03.15
- 2022年度アールブリュット展 作品を募集します。
- 2022.02.25
- 2021年度 4団体共催研修会報告を掲載しました
- 2022.02.07
- 【おしらせ】新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う事務局業務時間の変更について
- 2022.02.04
- 2022年度 制度会員継続のご案内について
- 2022.01.21
- 【受付終了】4団体研修会はオンライン開催になりました
- 2022.01.12
- 4団体共催研修会のご案内を掲載しました
- 2021.11.01
- 【お知らせ】2021年度4団体共催研修会は2022年2月6日(日)に開催します。
- 2021.10.01
- 10月1日より、通常の業務時間といたします。平日 9:00~17:00
- 2021.09.28
- ≪新型コロナウイルス感染症≫①ご自宅療養等も補償されます②14日以内のご請求がカンタンになりました
- 2021.08.12
- 東サポ事務局 夏季休業のお知らせ
- 2021.08.12
- 【終了しました】第15回東京大集会開催のお知らせ
- 2021.08.02
- ★当面の間、業務時間を変更します。平日10:00~16:00
- 2021.07.20
- 東サポだより 第20号 を発行しました
- 2021.05.25
- 2021年度定時社員総会報告
- 2021.04.26
- 2021年度定時社員総会を5月24日(月)に開催します。
- 2021.04.23
- NEW!【2021年度アールブリュット作品展】応募作品を掲載しました
- 2021.04.07
- ≪後援:全2回シリーズZOOMオンラインセミナー≫★参加費無料★【親の備えから考える 障がい者の親なきあとセミナー~任意後見を活用して障がいのある子の親なきあとに備える方法~】2021年5月11日(火)・27日(木)
- 2021.03.25
- ≪後援:ZOOMオンラインセミナー≫【知って欲しい“親なきあと”のこと】2021年4月22日(木)
- 2021.03.22
- 【お知らせ】事務局の業務時間変更を継続します。
- 2021.03.11
- 2021年度 アールブリュット作品展(全国サポート協会主催)作品募集について
- 2021.02.01
- 【お知らせ】「2021年度 制度会員継続のご案内」が発送されました。
- 2021.01.20
- 東サポだより第19号を発行しました
- 2021.01.14
- 4団体共催研修会【中止】のお知らせ
- 2021.01.12
- 新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う事務局業務時間の変更について(お知らせ)
- 2020.11.01
- 【11/25 オンラインセミナー】将来と今を考える~障害のある子の生活を守るためにできること~
- 2020.10.30
- 2020年度4団体共催研修会は、2021年2月24日(水)に開催いたします。
- 2020.10.26
- 【NEW】東サポ公式Facebookはじめました!
- 2020.09.18
- 【ご注意!】なりすまし等の不審なメールにご注意ください
- 2020.05.25
- 2020年度定時社員総会 報告
- 2020.05.01
- 2020年度定時社員総会は中止とさせていただきます。
- 2020.04.24
- 生活サポート総合補償制度 新型コロナウイルス感染症の特別措置についてのお知らせを掲載しました。
- 2020.04.22
- 2020年度加入者証のお届けが始まりました。掛金は5月12日(火)にお口座から引落しになりますのでご用意ください。
- 2020.03.31
- 新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う事務局業務時間の短縮について(お知らせ)
- 2020.03.02
- 2020年度アールブリュット作品展の作品を募集します。下記お知らせ欄をご覧ください。
- 2020.02.20
- 4団体共催研修会の報告は下記、お知らせ欄に掲載しました。
- 2020.01.08
- 【東サポの活動】に4団体共催研修会共催研修会のご案内を掲載しました
- 2019.11.25
- 共催事業・東京大集会の詳細について
- 2019.10.01
- 生活サポート総合補償制度は、2020年度より改定されます。詳しくは「加入のご案内」をご覧ください。
- 2019.08.07
- 夏季休業のお知らせ・・・8/13(火)、14(水) 下記お知らせ欄をご確認ください
- 2019.08.02
- 4団体共催研修会の日程および会場が決まりました
- 2019.08.02
- 第15回東京大集会の日程及び会場が決まりました
- 2019.08.01
- ホームページをリニューアルしました
東京都知的障害児者生活サポート協会とは
東サポは平成25年度より、一般社団法人になりました。
2024年度 アールブリュット作品展のご案内
2024年度全国サポート協会主催のアールブリュット作品展への出展作品を募集いたします。
特にテーマを設けておりませんので、お好きな作品をご応募ください。立体作品も大歓迎です!
【応募の締切】2024年4月12日(金)
【応 募 方 法】応募用紙に必要事項をご記入の上、作品のデータ(JPGまたはPDF)を東サポのアドレス(tosapo@tshien.jp)へ送付ください。
*各支部、事業所様におかれましては、応募作品をまとめていただき送付くださいますようお願いいたします。
開催要項 PDFファイルを表示 応募用紙 PDFファイルを表示
優秀作品は、2025年度生活サポート総合補償制度のパンフレットの表紙を飾るほか、全国サポート協会作成の2025年度カレンダーに掲載いたします。
また、応募いただきました作品は、当会ホームページおよび会報紙「東サポだより」で紹介させていただきます。
アールブリュット作品展 | 一般社団法人東京都知的障害児者生活サポート協会 (tosapo.jp)
2023年度 4団体共催研修会報告
立春を過ぎた2月9日(金)、三鷹産業プラザの7階にある会議室にて、今年度の4団体共催研修会を開催いたしました。
ご挨拶 東サポ 加藤理事長 総合司会 支援協会 山下理事長
コロナ禍を経て久々の集合形式による研修会となった今回は、午前中に『ひいくんのあるく町』というドキュメンタリー映画の鑑賞会、午後は親なきあとをキーワードに「さまざまな「くらす」~自分らしい生活って?」というテーマでのパネルディスカッションと大正大学の沖倉智美教授による講義が行われました。
★会場の様子
会場はほぼ満員となり、午前の部の映画鑑賞会には撮影した青柳拓監督も来場され、封切り間近の新作『フジヤマコットントン』の話も交えて盛り上がりました。
★青柳監督と都通研 藤田代表、支援協会 上原理事とのお話し
午後の部では地域、GH、入所施設等それぞれの場所での“自分らしい生活”の事例発表があり、さまざまな暮らし方についての価値観を深める時間となりました。
★パネルディスカッションの様子
★講師 沖倉 智美氏
閉会ご挨拶 東京施保連 白土代表幹事
≪ご報告≫
会場に置いた能登半島支援金箱には、14,852円の支援金をお寄せいただきました。この支援金は、東京都発達障害支援協会を通じ、(公財)日本知的障害者福祉協会による義援金として、被災された県の協会等より、被災した関係施設に分配していただきます。
温かいご支援とご協力をいただき、深く感謝申し上げます。
★青柳監督からご紹介のあった『フジヤマコットントン』も素晴らしい映画だと思います。ご興味のある方はぜひ!『フジヤマコットントン』公式ホームページ (fujiyama-cottonton.com)
2024年度補償制度のご案内(継続案内)をお届けします
①変更ハガキでお手続きができる方
●住所、電話番号、施設のご変更
●加入者のご変更(ご家族の場合)
※ご家族ではなく後見人等に変わる場合は、別紙でのお手続きが必要です
②別紙でのお手続きが必要な方・・・事務局までご連絡ください
●加入者が【成年後見人等】に変わる場合
●制度掛金の引落口座の変更
変更ハガキによるお手続きの締切
⇒ 2024年2月28日(水)必着
お手数をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
2023年度4団体共催研修会 開催のお知らせ
テーマ『さまざまな「くらす」~自分らしい生活って?』
8回目となる2023年度4団体共催研修会は、4年ぶりに午前の部と午後の部の2部構成にて開催を予定しております。
「親なきあと」というキーワードは、かなり前から聞きなれている言葉ではありますが、収入の確保、医療、住む場所、地域の支援体制、財産についてなど、様々な視点で保護者、家族向け、あるいは支援者向けの研修会などがおこなわれています。今回の研修会では、「親なきあと」の中でも「自立生活ってどうなのよ?」という視点で概論的なことを学び、施設や地域で実践されている事業所の実例を知り、「自己決定に基づいて主体的な生活を営むこと」の意味を参加者とともに考える機会を目指します。
本研修会を通じ、保護者・支援者の立場を超えて『さまざまな「くらす」』についての考え方や価値観を深め、ご本人の「自分らしい生活」の実現に向けての一歩となりますよう、皆様のご参加をお待ちしております。
講師 沖倉 智美氏 大正大学 社会共生学部 社会福祉学科教授
開催日時 2024年2月9日(金)10:00~16:00
会場 三鷹産業プラザ 7階会議室
参加費 無料
受付期間 2024年1月10日(水)~2月2日(金)
【内 容】
≪午前の部≫
映画上映 『ひいくんのあるく町』
上映後鼎談 監督 青柳 拓氏
藤田 進(東京都障害者通所活動施設職員研修会代表)
上原 直哉(支援協会理事: niima施設長)
≪午後の部≫
パネルディスカッション
◇入所施設、GH、地域での暮らしなどの事例発表
ファシリテーター 沖倉 智美氏
コーディネーター 中川 邦仁丈
(支援協会相談支援部会副部会長:相談支援センターあい施設長)
講演 研修会テーマ 『さまざまな「くらす」~自分らしい生活って?~』
講師 沖倉 智美氏 大正大学社会共生学部 社会福祉学科教授
【主催団体】
- (NPO)東京都発達障害支援協会
- (一社)東京都知的障害児者生活サポート協会
- 東京都障害者通所活動施設職員研修会
- 東京知的障害児・者入所施設保護者会連絡協議会
※お申込多数により、受付は終了しました
青柳拓監督 最新作『フジヤマコットントン』
<フジヤマコットントン>
それは、何度も唱えたくなる幸福のおまじない
『東京自転車節』青柳拓監督 最新作!
障害者福祉施設に集う、愛すべき人々の日常を豊かに描いた
ドキュメンタリー
山梨県は甲府盆地のど真ん中にある障害福祉サービス事業所「みらいファーム」。ラジオ体操をして、仕事をして、お昼休憩を挟み、また仕事をする.…。繰り返される日々に目を凝らし、仕事に取り組むさまを見つめていると、花を世話する、絵を描く、布を織る、その手つきに確かに「その人らしさ」が現れてきます。季節が移ろうように、少しずつ変化していく「みらいファーム」の人たち。友情、恋心、喪失とそこからの回復。他者との関わりの中で醸成されていく感情と言葉をカメラは丁寧に記録し、時に人生に思い悩みながら生きる等身大の姿を魅力的に描き出します。「みらいファーム」を見守る富士山と、ふわふわとすべてを柔らかく包む綿という二つのモチーフから生まれた、カメラに映る全てを優しく力強く肯定するドキュメンタリー。<フジヤマコットントン>それは、何度も唱えたくなる幸福のおまじないです。
■公式サイト
http://fujiyama-cottonton.com/
2024年2月10日(土)よりロードショー ポレポレ東中野
年末年始休業のお知らせ
皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承いただきますようお願い申し上げます。
2023年12月29日(金)~2024年1月4日(木)
新年は1月5日(金)9時より通常業務を開始いたします。
休業中のお問い合わせは以下にご連絡ください。
【加入退会等のご相談、補償内容のご相談,保険金請求について】
保険代理店 株式会社ジェイアイシー 03-5321-3373
【上記以外の休日および夜間 事故連絡先】
AIG事故受付センター 0120-060-294
(24時間365日対応)
2023年度 第17回関東甲越ブロック会議開催報告
4年ぶりの対面での開催には、1都8県のサポート協会の皆様のほか、「生活サポート総合補償制度」でお世話になっている、AIG損害保険株式会社および株式会社ジェイアイシーからもご出席くださり、総勢61名での会議開催となりました。
会議では各サポート協会からのご報告とこれからの補償制度の充実に向けた動きについて、活発な意見交換、情報の共有ができました。
会議後の情報交換会では、お久しぶりの再会での近況報告に話の輪が広がり、楽しいひと時となりました。
ご参加いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
≪ 会議の様子 ≫
≪ 東サポ役員&事務局 ≫
「第17回東京大集会」特設サイトの公開について
1.公開期間 2023年10月5日(木)~11月5日(日)
2.公開ページ 知的発達障害部会|東京都社会福祉協議会 (tvac.or.jp)
⇒こちらをクリックし、バナーにある「第17回東京大集会」からお入りください。
3.内容
①主催団体からの発表
②都議会主要5会派パネルディスカッション
③主催団体からのアピール
第17回東京大集会について
テーマ ≪生活の場の確保について≫
●配信日時 令和5年8月26日(土)13:00~16:00
●視聴方法 YouTubeライブによる配信
★配信が開始されると、東社協知的部会HPのトップページ
「2.研修・イベント等活動」に視聴用のアイコンが表示されます。
再生ボタンをクリックすると視聴できます。
■東社協のHP ⇒ https://www.tcsw.tvac.or.jp/bukai/chitekisyogai.html
●内容
①当事者・家族・支援者からの発表
②都議会各会派の皆様からの意見表明・パネルディスカッション
③東京大集会大会アピール採択
●主催者団体
【実行委員会構成6団体】
・東京都社会福祉協議会知的発達障害部会
・東京都発達障害支援協会
・東京都手をつなぐ育成会
・東京知的障害児・者入所施設保護者会連絡協議会
・東京都自閉症協会
・日本ダウン症協会
◆詳しくはこちらをご覧ください。 第17回東京大集会 開催要項
☆生活サポート総合補償制度 説明会報告
会場 国分寺市立cocobunjiプラザ 5階 Bホール
対象 東サポ支部・施設の補償制度担当者など
生活サポート総合補償制度の担当代理店(株)ジェイアイシーより、山口営業部長と東サポ担当の西野さんにご協力いただき説明会を実施しました。
まず、ご利用いただいている「生活サポート総合補償制度」について、パンフレットの内容と請求事例を含めて詳しくご説明していただきました。
続いて、東サポへの加入および保険金のご請求方法などを掲載した「(支部・施設向け)手続きハンドブック 2023.6改訂版」、賠償事故の考え方および事例などを掲載した「個人賠償請求 取扱ハンドブック」を参考にさらに詳しい説明をおこないました。
参加された事務担当者からのご質問の多くは賠償事故関係で、その他にはコロナ感染でのご請求などがありました。回答がその場で聞けたことで、「大変勉強になった」との声があり、良かったと思います。
このような説明会は初めての試みでしたが、生活サポート総合補償制度は、ご本人、ご家族だけでなく、施設の安心をサポートしていることがよく分かりました。
これからも、施設の皆さまにご理解いただける機会を作ってまいりたいと考えておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
ご参加いただきました皆さまに感謝申し上げます。
2023年度定時社員総会報告
≪加藤理事長あいさつ≫
本日は年に一度の社員総会にご出席いただきありがとうございます。
3年余り続いたコロナが2類から5類に移行し、待ちに待ったところですが、9波がまたと、、気を許さない緊張は続けている状態です。一方では、会員、利用者の皆様におかれましてはストレスフルの日々を過ごされていることと思います。1日も早く、昔のようにストレスフルが解消され、彼らがその人らしく元気で明るく暮らすことのできる日々となることを強く強く願うところです。
そういう意味で課題は多く、まだまだ途上ではありますが、東サポは役員と仲間と一緒に前進しようと、多角的に多面的に議論を進めています。
特に、この後学習会を行いますが、成年後見制度の改善に向けてはどうしたら前に進められるのか、今日また現状を皆さまと確認できたらと強く願っているところです。積極的なご意見をよろしくお願いいたします。
【第1部 定時社員総会】
■協議事項
第一号議案 2022年度事業報告(案)について
第二号議案 2022年度決算(案)及び監査報告について
第三号議案 任期満了に伴う役員の選任について
■報告事項
① 理事長、副理事長の選任報告
※第2回理事会を開催し、三役が決定した。
理事長 加藤正仁
副理事長 白土 一郎
副理事長 山下 望
② 加入及び保険金の支払い状況について
③ 2023年度事業計画及び予算について
④ 全国の加入者数について
(全国知的障害児者生活サポート協会データより)
【第2部 学習会】
テーマ『私たちが望む成年後見とは・・・』
2022年度に実施した成年後見制度についてのアンケートについて、まず報告書の作成を担当した作業チームが報告をおこなった。続いて「成年後見制度の改善を求める要望書」を厚労省・法務省・最高裁判所の担当者に提出し、おこなった懇談会について報告した。
〔加藤理事長〕
成年後見制度について、国は国で勝手にやっている。政治家はリアリティーのある生々しい生きにくさをほとんど聞いたことが無いのではないか。
障がいのある人は生きにくさのある中で、地域の中で主体的にインクルーシブの中で生きていく。こういう人たちが安心安全に生きる上では裏打ちが必要である。こういうことを気づいた人の責任で、東サポを中心にやっているが、私は全国サポート協会の理事長をしていて全国(46か所)に成年後見の話しても反応が薄い。実態がどうなっているのかよく分からない。東京からこれを広く関係者に理解してもらいたい。一緒に全国で動きを作らなくてはなかなか制度を変えることは難しい。これは民法改正に至ることになると思われるがこの議論は一番ハードルが高い。半端なエネルギーではできない。あらゆる人たちと、関係者とつながって、取り込んで、多面的・複層的・多重的なアクションをおこさないと、しなやかにしたたかに、その覚悟が必要である。
今回の東サポの取組みはエポックであり、ぜひこれからも継続的に行っていけることを期待したい。
〔白土副理事長〕
親族後見をしている。大変なおもいをして後見人になった。私が後見人にならないと、息子のための意見を出すためには必要だと思った。でも実際はそうではなく、ならなくても大丈夫で、私が勧めた人から「お金が自由に使えなくなった」と文句を言われた。
今回の取組みの発端は、「生活サポート総合補償制度」では〝親のない人は第三者賠償の請求ができない″が、成年後見制度を利用することで補償が受けられるとAIGやジェイアイシーから伺った。その後ずいぶん成長した話になってきた。2月の懇談会で分かったことは、国には審議員がいて体制が出来上がっている、が、私たち素人のことは理解していない。利用するのは私たちなのに。私たちは権利擁護、相談支援の活動の中で、これからの仕組み作りを、当事者・保護者・事業者が問題・課題に向かって一丸となって進めていきたい。
〔社員:齋藤〕
まずは、成年後見制度に取組んでいただいたことにお礼申し上げます。これからどう取り組むか、についても考えていただいた。今、社会を守る基盤が崩れてきている。先ほど、親の元気なうちは勧められないとの意見があったが、それは逆で多くの人が使いながら変えていくことが必要だと思う。そして制度の推進をけん引するエネルギーを持っているのは保険会社、損害保険は個々のリスクを社会全体で薄めることができる。奮闘を期待しています。
〔株式会社ジェイアイシー 中山専務取締役〕
これまで、報告書を読み、今日も詳しく説明いただき、さまざまな課題について知ることができました。先ほど、本人を知らない人が後見人になると聞いて、身上保護の観点からは施設関係者が後見人になることができれば、利益相反のこともありますがそれができればいいと思います。財産管理については、「未来あんしんサポート」があります。また、本人加入(契約)の実現も目指しています。ジェイアイシーもサポートができるように、引き続きできることから一歩ずつやっていきたいと思っています。
★・★最後に・・山下副理事長
成年後見制度についてのアンケートから始まり、今日は皆さまから今後に向けてのさまざまなご意見を伺うことができました。これをスタートとして、広く周知し、研修会などをおこない、使いやすい制度になるように東サポとして頑張っていきたいと思っています。ありがとうございました。
『成年後見制度の改善を求める要望書』
2月1日(水)、当協会は「成年後見制度の改善を求める要望書」を厚生労働省 社会・援護局成年後見制度利用促進室長 松﨑俊久様、関係する最高裁判所及び法務省の担当者様にお渡しし、合わせて懇談の場を持つことができました。
これは高木美智代元厚生労働副大臣(公明党前衆議院議員)のお力添えによるものです。
当協会からは、三役(加藤理事長、安藤副理事長、白土副理事長)、アンケートの作業チーム(山下理事、本多理事、藤田理事、清野理事、坂田監事)が出席しました。
懇談会では各役員から成年後見制度の改善要望をご説明し、ご担当のみなさまからは成年後見制度の現況など様々な情報をお話しいただき、緊張感あるやりとりができたと思います。
改めて高木先生には感謝申し上げます。
当協会として、今後の活動につながる大きな一歩となりました。
◆ 成年後見制度の改善を求める要望書